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クレジットカード債権をファクタリングで資金調達!特徴や注意点を解説!

クレジットカード債権をファクタリングで資金調達!特徴や注意点を解説! – ロコプラス・アソシエイツ
クレジットカード決済を利用していると、商品やサービスを提供してから実際に売上金が入金されるまでのタイムラグが大きくなりがちです。中小企業や個人事業主の中には、この期間の資金繰りに不安を感じるケースもあるでしょう。そこで、クレジットカード債権をファクタリングで早期現金化する方法に注目が集まっています。本記事では、ファクタリングの仕組みやクレジットカード債権の概要を解説したうえで、両者を組み合わせるメリットや注意点まで詳しく解説します。スムーズな事業運営のための選択肢として、ぜひ参考にしてください。
ファクタリングとは何か?
ファクタリングとは、企業が保有する売掛債権(未収入金の請求書)を専門のファクタリング会社に売却することで即座に資金化できるサービスです。企業が資金繰りに困る際、通常の融資よりも迅速に資金を調達する手段として利用されます。
例えば、ある企業が大手の取引先からの支払い待ちの間に、仕入れの資金が必要な場合、ファクタリングを利用することで最短即日に現金を手に入れることができます。このような状況では、通常の銀行融資やビジネスローンでは審査や手続きに時間がかかり、急な資金需要に対応できないことが多いため、ファクタリングのスピードが非常におすすめです。ファクタリングは、スピーディーな資金調達が求められるビジネスシーンで非常に有効です。特に中小企業やスタートアップ企業にとっては、資金繰りの遅延が事業運営に深刻な影響を及ぼすため、すぐに現金を必要とする場合の強力なサポートとなります。このような理由から、ファクタリングは資金調達手段の一つとして広く利用されています。
ファクタリングの基本概念と仕組み
ファクタリングの基本的な流れは以下の通りです:
- 企業が商品やサービスを提供し、取引先に請求書を発行
- 企業はその請求書(売掛金)をファクタリング会社に売却
- ファクタリング会社が審査を実施(主に取引先の信用力を確認)
- 売掛金のうち、手数料を差し引いた金額を最短即日で入金
- 売掛先からの実際の入金は、契約形態によって企業またはファクタリング会社が受け取る
このように、ファクタリングは「売上は立っているが入金は先」という“資金のタイムラグ”を解消する仕組みです。
ファクタリングのメリットとデメリット
✅ ファクタリングのメリット(利点)
1. 即日〜数日で資金化できる(スピード対応)
銀行融資とは違い、担保や保証人が不要で、最短即日で資金が手に入る場合もあります。急な支払いや資金ショートへの対処に最適です。
2. 借金ではないため信用情報に影響しない
ファクタリングは「売掛債権の譲渡」であり、借入ではないため、信用情報機関への登録や借入枠の圧迫がありません。
銀行融資が難しい企業でも利用できます。
3. 売掛金が資産として活用できる
「数カ月後に入金される予定の請求書」が、今すぐ現金化できるのがファクタリングの最大の特徴です。
資金繰りの改善や、事業の成長投資にも活用可能です。
4. 取引先に通知しない(2社間ファクタリング)も可能
取引先に知られずに資金化できる「2社間ファクタリング」を使えば、信用関係を維持したまま資金を調達できます。
5. 審査が柔軟で赤字企業でも利用可能
銀行融資と比べて審査基準が緩やかで、決算が赤字でも売掛先がしっかりしていれば通過しやすい点も魅力です。
⚠️ ファクタリングのデメリット(注意点)
1. 手数料が高い(3%~20%前後)
銀行融資に比べると、手数料が高くなる傾向があります。特に「即日対応」「2社間ファクタリング」では、10%~20%の手数料がかかることもあります。
📌 利用頻度が高いと、利益を圧迫する原因になります。
2. 悪質業者の存在に注意が必要
ファクタリング業界はまだ発展途上で、法的規制が緩い側面もあります。
そのため、高額手数料や不透明な契約内容を提示する悪質業者も一部に存在します。
📌 口コミや登記、契約書の内容をしっかり確認することが重要です。
3. 売掛先の信用力が重視される
ファクタリングは「債権の信用力」で審査されるため、売掛先が小規模・経営不安定な場合は審査が通りづらいことがあります。
4. 2社間ファクタリングには債権譲渡登記が必要なケースも
一部のファクタリング会社では、取引の安全性を担保するために債権譲渡登記を求められることがあります。
これは「債権を譲渡した証明を公的に残す」というもので、将来的に他の取引先に知られる可能性もあります。
5. 継続的な利用は“依存体質”になる恐れも
資金繰りに困るたびにファクタリングを使うと、一時しのぎの資金調達に頼りすぎて、根本的な経営改善が遅れる可能性があります。
クレジットカードの基本的な仕組みと利用方法
クレジットカードとは、「後払い(信用払い)」ができるカードです。利用者が店舗やネットショップでカードを使うと、カード会社が一時的に代金を立て替え、後日、利用者が支払うという形になっています。
- 利用者(カード会員)がカードを使って買い物をする
- カード会社があなたの代わりにお店へ支払いをする
- カード会社から毎月「利用明細」が届く
- 利用者がカード会社に、まとめて支払う(通常は月に1回)
📌つまり、カード会社が「信用に基づいて立替払いをしてくれる」仕組みです。
クレジットカード債権とは?
クレジットカード債権とは、クレジットカードによる取引で発生する加盟店の売掛債権を指します。商品やサービスを提供した加盟店が、顧客に代わってカード発行会社から支払いを受ける権利がこの債権にあたります。クレジットカード債権は、カード会社との契約内容によって入金サイクルが決定されており、売上があっても現金化までに一定の日数を要することが特徴です。
クレジットカード債権のファクタリングの特徴
一般的な売掛金ファクタリングとは異なる、クレジットカード債権の取り扱いにおける特徴を解説します。
1. 信用度の高い債権である
クレジットカード債権は、売掛先が個人顧客ではなく、VISA、Mastercard、JCB、決済代行会社などの法人です。これらは信用度が非常に高く、未回収のリスクがほとんどありません。このため、ファクタリング会社も積極的に取り扱いやすい債権といえます。
2. 売上が可視化されていて審査が通りやすい
クレジットカード決済の売上情報は、POSレジや決済代行会社の管理画面でリアルタイムに確認できます。そのため、売上推移が明確であり、ファクタリング会社が審査しやすいというメリットがあります。これにより、他の資金調達手段よりも柔軟かつスピーディーな対応が可能になります。
3. 少額・短期利用に対応している
クレジットカード債権ファクタリングは、数万円〜数百万円といった少額の利用にも対応しており、短期間での資金調達に適しています。売上が安定していれば、月単位で定期的に利用することも可能です。
4. 店舗ビジネスや個人事業主が利用しやすい
BtoB債権がない店舗型ビジネスや個人事業主にとって、クレジットカード売上を現金化できる手段は非常に有効です。銀行融資のような担保や保証人も不要なため、創業間もない事業者でも利用しやすい点が特徴です。
導入するメリット
- 即日〜数日で資金化が可能:スピーディーな資金調達に最適
- 借入ではないため信用情報に影響しない:負債として計上されず、財務状況にも優しい
- 運転資金の確保に貢献:仕入れや人件費の支払いなどに柔軟に対応可能
- 事業拡大にも活用できる:広告費や設備投資への資金にも転用可能
注意点・デメリット
クレジットカード債権ファクタリングにも注意すべき点があります。
- 手数料が発生する:手数料は2%〜10%前後が相場で、繰り返し利用するとコスト負担が大きくなる
- 譲渡禁止条項の有無を確認すべき:債権譲渡禁止条項がある契約では、ファクタリングが事実上不可能になる場合があります。カード会社によっては、事前に特別な同意や手続きが必要となるケースもあるため、利用前に加盟店契約書をしっかり読み込むことが大切です。
- 悪質業者に注意:特に「給与ファクタリング」と混同して違法な手法を用いる業者には注意が必要!
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