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支払サイトとは?支払いサイトの種類や設定方法等わかりやすく解説!

支払サイトとは?支払いサイトの種類や設定方法等わかりやすく解説!

支払いサイトとは?支払いサイトの種類や設定方法等わかりやすく解説!

企業間取引において、どのように支払いを行うかは重要な問題です。支払いサイトを適切に設定することで、ビジネスの資金繰りがスムーズになります。支払いサイトは、企業間の取引における支払いの期日を意味します。即時支払いから長期の取引条件まで、様々な形態があります。適切に管理することが企業の財務状況に大きな影響を与えます。本記事では、支払いサイトの基本的な定義や種類、設定方法について分かりやすく解説し、さらに支払いサイトを効果的に活用するためのポイントも紹介します。支払いサイトの理解と適切な設定を通じて、企業の資金管理を最適化し、健全な財務状況を維持しましょう。

支払いサイトの定義と意味

支払いサイトとは、取引代金の締め日から支払期日までの猶予期間のことです。
掛取引も手形等も共通するのは後払いで、代金を確定させてからいつ支払いなのかをハッキリさせなければいけません。買い手側からすると、支払いサイトは猶予期間になります。
掛取引の一般的な支払いサイトは30日で行わることが多く、別の言い方で「月末締め翌月末払い」ともいわれます。企業間取引において商品やサービスの代金を支払うまでの期間を指します。支払いサイトを適切に設定することで、企業は自身の資金繰りを管理しやすくなり、取引のタイミングを調整することが可能になります。例えば、企業が30日支払いサイトを設定している場合、商品やサービスを受け取ってから30日後に代金を支払うことになります。これにより、企業は受け取った商品を販売し、売上金を回収するための時間を確保できます。加えて、適切な支払いサイトの設定は取引先との信頼関係を維持する上でも重要です。
支払いサイトを活用することで、支払い能力を保ちながら運営を続けることができます。

支払サイトの重要性

支払いサイトの設定は企業の経営において極めて重要です。支払いサイトとは、取引代金の支払日までの期間を指し、この期間の設定が企業の資金繰りに直結します。取引には代金を受け取る側と支払う側の2者が関わりますが、支払いサイトの決め方には、両者の意図が関わってきます。代金を受け取る側と代金を支払う側、双方の視点から支払サイトの長さについて考えます。

売り手側の支払サイトは短く

代金を受け取る側、すなわち商品を販売したりサービスを提供したりする側としては、支払サイトは短いほうが望ましいです。
支払サイトが長いということは、それだけ自社の利益が資金化していない期間も長くなるということを意味します。また、売上を早めに回収してその分の資金を次の仕入れや設備投資、新たな人材の採用などに充てるためにも、支払サイトは短いのが理想的です。

買い手側の支払サイトは長く

代金を支払う側としては、支払サイトは長いほうが望ましいです。
支払いサイトを長めに設定することで、企業は製品やサービスを購入した後、すぐに支払いをしなくてもよいという余裕を持つことができます。この期間を活用して、必要な仕入や運転資金を確保し、計画的な事業運営が可能になります。支払サイトが長ければその間に得られた利益を支払いに回すことも可能です。場合によっては手元の資金を短期的に運用するという事も検討できます。取引相手との関係性などにもよりますが、自社が支払う側である場合、支払サイトはなるべく長めに設定してもらえるように交渉するとよいでしょう。

支払いサイトの種類

支払いサイトは、企業間取引においてどのタイミングで支払いが行われるかを定める重要な要素です。本記事では、支払いサイトの種類について解説します。
支払いサイトには主に即時支払サイト、30日サイト、60日サイト、分割払い、手形サイト等があります。各種支払サイトの特性と活用方法について見ていきましょう。

即時支払サイト

即時支払サイトは、商品やサービスの提供後、迅速に支払いが行われる仕組みを持つ支払サイトです。即時支払いの大きな利点は、取引先との信頼関係を構築することができることです。取引先に迅速で確実な支払いを行うことで、商取引の円滑化が期待でき、長期的なビジネス関係の構築に有利に働きます。

30日サイト(月末締め翌月末払い)

30日サイトのは、即時支払いサイト以外の支払サイトの中でも比較的短期の支払いを約束することで、取引先に信頼感を与え、取引条件の一部として有利に働く場合があります。売掛取引の最も一般的な支払いサイトです。

長期サイト(月末締め翌々月末払い)

長期サイトは、支払い条件として多くの企業が採用しています。60日サイトは、ある月の月末までに発生した取引を締め、その支払いがその翌々月に行われます。例えば1月の末に締めた分の支払いは3月末に行われるというものです。90日サイトや120日サイトと長い支払い期間の場合もあります。支払い側の企業にとっては、支払いサイクルが長いことにより、資金繰りの管理がしやすくなり、資金を60~120日保持できることで、その間に別の資金運用が可能です。大量の資金が必要なプロジェクトや、大規模な取引において、資金繰りの予測を立てやすくし、資金繰りを安定させることが可能です。一方、建設業の下請企業など売り手側は自社に支払われるまでの期間が長くなりますので、その間の外注費や原材料費などの支払いタイミングを加味して資金繰りを行う必要があります。

分割払い

分割払いは、支払サイトの一形態で、代金を複数回に分けて支払う方法です。これにより、買い手側の資金繰りを安定させることができます。買い手側に対する分割の条件や回数を事前に明確にし、負担のない範囲で設定することがポイントです。買い手側は一度に大きな支出をしなくて済みます。

手形サイト

掛取引の支払いは通常、現金または銀行口座へ振り込みで行われることが多いですが、業種によっては、手形で支払われる場合もあります。手形には「振出日」「支払期日」「額面」の3つの重要な項目があります。
  振出日:手形を作成し、支払先に渡した日付のこと。
  支払期日:現金を支払う期日のこと。
  額面:金額のこと。
この場合は掛取引の支払サイトに加えて、手形の支払サイトも加わるため、長期支払いサイトになる可能性があります。手形を受け取った場合は、基本的に支払期日前になっています。
支払期日が過ぎないと額面通りの現金を受け取れません。
ただし、手形が支払われない可能性がある場合は銀行で、支払期日前に現金化することが可能です。支払期日前に手形を現金化することを「手形の割引」といいますが、割引した場合は額面から支払期日までの日数に応じた手数料が差し引かれます。
手形と支払いサイトとは、手形の振出日から支払期日までが手形の支払いサイトとなります。手形の支払サイトは業種によって様々ですが30日~60日までと短いものから長いものがあります。

回収サイトは短くする

支払いサイトの概念を売り手側の視点から見たとき、「回収サイト」と呼ばれることもあります。売り手側としては、代金を早く回収することが重要となるため、回収サイトを短く設定することが求められるでしょう。
仮に手元の資金に余裕がないまま回収サイトを引き延ばしてしまうと、文字通り自転車操業になりかねません。したがって、手元に早く資金が戻るように設定することで、より安定した資金繰りが実現する可能性が高くなります。
取引先との関係性を悪くしたくないばかりに、回収サイトを延ばしていると、結局回収できなくなる「貸倒れ」のリスクもあります。貸倒れのリスクを避けるためにも、支払いサイトは短くし、支払期限が過ぎても入金がなければ、すぐに督促する体制を整えておくことも大切です。

支払い条件を遅くする

売上代金の回収を早くするのと同時に支払い条件を遅くできるよう交渉します。
たとえば、仕入先に、仕入れ条件を翌月払いから翌々月払いになどに変更してもらえるか交渉してみましょう。
ただし、こちらの都合を一方的に押しつけるだけでは、相手に納得してもらえないこともあるでしょう。その場合には、たとえば支払いサイトを伸ばしてもらう代わりに取引量を増やして確実に支払うなど、お互いにメリットのある提案をして信頼関係を保てるような交渉を行いましょう。

売掛先との交渉と調整

支払いサイトの設定には、売掛先との効果的な交渉と調整が不可欠です。各企業の財務状況やビジネスモデルは異なるため、双方にとって最適な条件を見つけることが重要です。普段のコミュニケーションを密にし、定期的に財務状況や市場環境について情報交換を行うことが有効です。こうした取り組みによって、取引先のニーズや期待を理解し、自社の状況を適切に説明することで、より良い条件での交渉が可能となります。
実際の交渉では、契約書や請求書の内容を詳細に確認し、双方で納得のいく形に修正していくことが求められます。注意すべき点としては、支払条件の変更が双方の資金繰りに与える影響や、金融機関との関係性も考慮に入れることです。例えば、支払期間の短縮が自社の資金繰りにとって負担となる場合は、支払条件を遅くしてもらうなど、複数の選択肢を検討することが必要です。

ファクタリングで資金調達

ファクタリングとは、売掛債権を専門のファクタリング業者に買取ってもらう方法です。
資金調達の1つとして、近年はファクタリングを利用して資金調達している企業も目立ち始めています。支払サイトが設定されている以上、その期間は入金がないため会社の資金繰りの関係上、支払サイトを待たずに現金が必要になることもあります。この場合は、売掛金を買取り、現金化してくれるファクタリングサービスを活用するのがおすすめです。
ファクタリングの最大のメリットは最短即日で資金調達できる事です。スピーディーな対応をしてくれるファクタリング会社であれば最短即日で現金化することができます。数時間程度で資金調達できることは非常に大きなメリットであり、資金調達を急いでいる場合はファクタリングを検討しましょう。

ロコプラス・アソシエイツは福岡市内に拠点を置くファクタリング会社です。申し込みから契約、入金まで最短2時間以内に資金を提供することができ、緊急時にも迅速に対応可能です。これにより、企業は急な資金繰りの問題を速やかに解決することができます。さらに、顧客からの信頼も厚く、サービスの質に対する高い評価を得ています。もちろん債権譲渡登記や取引先への通知をしない2社間取引での契約も対応しています。また、即日ファクタリングやクラウド契約のサービスを提供しており、オンライン完結可能です。現在他社をご利用されているお客様には、ご利用されているファクタリング会社に知られずに見積りもしています。お気軽にご相談ください。

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