ロコプラス・アソシエイツ ファクタリングで売掛債権を早期資金化し
中小企業の資金調達と経営をサポートする

TEL 092-409-3735

営業時間 9:00〜18:00、日曜日・祝日休み

TEL

コラム

  • HOME
  • コラム
  • ファクタリング利用は信用情報に影響しない?信用情報への影響を徹底解説!

ファクタリング利用は信用情報に影響しない?信用情報への影響を徹底解説!

ファクタリング利用は信用情報に影響しない?信用情報への影響を徹底解説!

ファクタリング利用は信用情報に影響しない?信用情報への影響を徹底解説!

ファクタリングは資金調達の一手法として注目を集めていますが、そもそも利用すると信用情報にどのような影響があるのでしょうか。本記事では、ファクタリングの仕組みや信用情報の基礎知識、ファクタリング利用時の審査プロセスなどを詳しく解説し、利用のメリットや注意点を総合的にまとめます。

ファクタリングとは?

ファクタリングとは、企業が保有する売掛債権(未収入金の請求書)を専門のファクタリング会社に売却することで即座に資金化できるサービスです。企業が資金繰りに困る際、通常の融資よりも迅速に資金を調達する手段として利用されます。
例えば、ある企業が大手の取引先からの支払い待ちの間に、仕入れの資金が必要な場合、ファクタリングを利用することで最短即日に現金を手に入れることができます。このような状況では、通常の銀行融資やビジネスローンでは審査や手続きに時間がかかり、急な資金需要に対応できないことが多いため、ファクタリングのスピードが非常におすすめです。ファクタリングは、スピーディーな資金調達が求められるビジネスシーンで非常に有効です。特に中小企業やスタートアップ企業にとっては、資金繰りの遅延が事業運営に深刻な影響を及ぼすため、すぐに現金を必要とする場合の強力なサポートとなります。このような理由から、ファクタリングは資金調達手段の一つとして広く利用されています。

ファクタリングの仕組み

ファクタリングの基本的な仕組みは以下のとおりです。

  1. 売掛債権の発生:企業が商品やサービスを提供し、その対価として売掛金が発生します。
  2. ファクタリング会社への申し込み:企業はファクタリング会社に売掛債権の買取を依頼します。
  3. 審査と契約:ファクタリング会社は売掛先の信用力や売掛債権の内容を審査し、条件を提示します。企業がこれに同意すれば、契約を締結します。
  4. 資金の受領:契約後、ファクタリング会社は売掛債権の金額から手数料を差し引いた金額を企業に支払います。
  5. 売掛金の回収:売掛金の支払期日に、売掛先からの支払いがファクタリング会社に行われます。

ファクタリングには主に「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があります。

  • 2社間ファクタリング:企業とファクタリング会社の間で行われ、売掛先には通知されません。手数料は高めですが、売掛先に知られずに資金調達が可能です。
  • 3社間ファクタリング:企業、ファクタリング会社、売掛先の三者間で行われ、売掛先の承諾が必要です。手数料は2社間より低めですが、売掛先にファクタリングの利用を知られることになります。

ファクタリングを利用する際は、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自社の状況やニーズに合わせて適切に活用することが求められます。

ファクタリングと融資との違い

ファクタリングと融資の最大の違いは、取引の性質にあります。融資は借入による資金調達方法であり、信用情報機関に履歴が記録されるため、返済遅延などが生じると信用情報に傷がつくことになります。一方、ファクタリングは売掛金を譲渡する取引のため、基本的に信用情報に影響しません。この点は、資金繰りに苦しんでいる企業や、金融機関の審査に通るか不安という企業にとっても大きなメリットと言えます。万が一借入でトラブルを起こして信用情報が悪化していても、ファクタリングであれば比較的柔軟に利用できる可能性があります。

信用情報とは何か?

信用情報とは、企業の財務状況や経営状況、取引履歴などを含む情報で、取引先や金融機関がその法人の信頼性を判断するために活用されます。企業の信用情報は、事業の成長や資金調達、取引の安全性を確保するうえで非常に重要です。

法人の信用情報の主な内容

1. 基本情報

企業の基本的な情報は、信用調査の第一歩となります。

  • 会社名:正式名称や商号
  • 所在地:本社や営業所の住所
  • 設立年月日:企業の歴史や安定性を判断する指標
  • 代表者名:代表取締役や役員の情報
  • 資本金:企業の規模を示す重要な指標

2. 財務情報

企業の財務状況を示す情報は、取引の安全性を判断するために不可欠です。

  • 売上高:企業の収益力を示す指標
  • 利益(営業利益・純利益):企業の収益性を判断するポイント
  • 負債状況:借入金や支払能力の確認
  • 自己資本比率:企業の財務健全性を評価する指標

3. 取引履歴・支払状況

企業がどのような取引を行っているか、支払い能力に問題がないかを判断するための情報です。

  • 取引先の企業情報:過去・現在の取引先情報
  • 支払い遅延の有無:未払い・延滞の履歴
  • 倒産リスク:過去の倒産履歴や経営難の兆候

4. 信用調査機関の評価

企業の信用力を評価するために、信用調査機関が提供する情報も重要です。

  • 帝国データバンクの企業評点
  • 東京商工リサーチの信用度評価
  • 金融機関の格付け情報

5. 法的情報

企業の信頼性を判断するうえで、法的な問題の有無も重要なポイントです。

  • 訴訟履歴:過去に訴訟問題があったかどうか
  • 破産・倒産情報:民事再生や会社更生手続きの履歴
  • 公的機関からの処分歴:行政処分や業務停止命令の有無

信用情報の調査方法

法人の信用情報を取得する方法はいくつかあります。

1. 信用調査機関の利用

  • 帝国データバンク(TDB):企業の信用力を分析し、信用レポートを提供
  • 東京商工リサーチ(TSR):企業の格付けや経営状況を調査
  • 商工リサーチ:企業の経営情報を詳しくレポート

2. 官公庁の情報をチェック

  • 国税庁の法人番号公表サイト:法人の基本情報を確認
  • 官報:倒産や清算の情報を掲載
  • 経済産業省のデータベース:企業の登録情報をチェック

3. 金融機関の情報

銀行や金融機関の格付けや融資履歴から、企業の信用力を判断することができます。

4. 取引先・業界の評判を調査

  • 過去の取引先に問い合わせる
  • 同業他社からの評判を確認

ファクタリングが信用情報に与える影響

ファクタリングは借入ではなく「売掛債権の売却」として扱われるため、直接的に信用情報機関に登録されることはありません。しかし、以下のような場合に信用情報や企業の信用評価に影響を及ぼす可能性があります。

1. 頻繁なファクタリングの利用

企業が頻繁にファクタリングを利用していると、金融機関から「資金繰りが厳しい企業」と見なされることがあります。特に、決算書において売掛金が減少し続けている場合、財務状況が不安定と判断される可能性があります。

2. 2社間ファクタリングの影響

2社間ファクタリングは取引先に通知されずに行われるため、短期間で資金調達が可能ですが、金融機関の信用評価を下げる要因になることがあります。特に、銀行融資を検討している場合、過度な利用は避けるべきです。

3. 売掛金の回収リスク

ファクタリングを利用する企業が、売掛金の回収が困難な場合、取引先の信用力が低いと判断されることがあります。特に、取引先が支払遅延や倒産した場合、信用情報に悪影響を及ぼす可能性があります。

4. ファクタリング契約の内容

一部のファクタリング契約では、契約条件によっては企業の財務リスクが高まる可能性があります。特に、高い手数料や厳しい契約条件がある場合、企業の資金繰りに悪影響を及ぼし、信用評価を下げる原因となることがあります。

信用情報を守りながらファクタリングを活用する方法

信用情報に悪影響を与えずにファクタリングを賢く利用するには、以下の点に注意する必要があります。

  1. ファクタリングの利用頻度を抑える
    • 短期間で頻繁に利用すると、資金繰りが厳しい企業と見なされる。
  2. 取引先の信用力を確認する
    • 信用力の低い取引先との取引は慎重に行い、売掛金の回収リスクを管理する。
  3. 適切なファクタリング会社を選ぶ
    • 信頼できるファクタリング会社を選び、契約条件を慎重に確認する。
  4. 決算書の透明性を確保する
    • 財務状況を正確に記録し、金融機関への説明責任を果たす。
  5. 銀行融資とのバランスを考える
    • ファクタリングと銀行融資をバランスよく活用し、信用情報に影響を与えないようにする。

ファクタリングと信用情報の関係性

売掛金の取引としてのファクタリングは、信用情報とどのようにリンクしているのでしょうか。
ファクタリングは本質的に売掛債権を現金化する取引であり、貸し借りではないため、信用情報に掲載されるリスクが極めて低いとされています。そのため、自身の信用情報に不安がある方でも利用可能な資金調達方法として人気を集めています。しかし、ファクタリングの利用時には売掛先企業の経営状況や支払い能力を重視するため、売掛先の信用力が大きく審査結果を左右します。
また、ファクタリング会社の中には信用情報機関に加盟していないところも多く、そもそも利用企業の信用情報を確認するプロセスがないという場合も珍しくありません。しかし、だからといって利用企業の信用情報が一切問われないわけではなく、念のために取引実績を確認する程度の審査が行われることもあります。

信用情報がファクタリングの審査基準に与える影響

ファクタリング会社の審査は、主に売掛先企業の信用力に焦点を当てています。ただし、利用企業が過去に債務不履行を繰り返しているなどの著しく悪い信用情報がある場合、実質的なリスク評価の一環としてファクタリング契約を断られる可能性もゼロではありません。あくまでも売掛先重視の審査とはいえ、利用企業の経営状況が大きく信用不安を抱えるレベルに達している場合は要注意です。

信用情報が悪い場合の利用ポイント

信用情報に不安がある企業にとって、ファクタリングは借入以外の資金調達手段として有効です。一方で、最低限の信頼度をファクタリング会社から得られなければ契約自体が難しくなる可能性もあるため、慎重に対応する必要があります。売掛先の信用力を示し、買取リスクを低減できる証拠を揃えることで、審査の通過率を高めることが大切です。

信頼性の高い売掛金の選び方

信用力の高い取引先の売掛金を選ぶことは、ファクタリング審査を通過するうえで重要なポイントです。売掛先の決算書や過去の支払実績など、客観的に信頼性を裏付ける情報があるほど、ファクタリング会社もリスクを低く抑えられるため、好条件での契約が期待できます。

取引の長い売掛先を選ぶ

長期的に安定した取引実績がある売掛先の場合、過去の支払い遅延の実績が少なく、信頼度が高いと判断されやすいです。そのため、取引歴の長い売掛先であればあるほど、ファクタリング会社としても安心して債権を買い取れるため、審査通過しやすい傾向があります。

対応の迅速さと印象向上の重要性

ファクタリング会社の審査プロセスでは、企業としての経営姿勢や誠実さも見られることがあります。書類の提出や問い合わせへの回答が迅速であれば、信頼度も高まるため、審査の通過につながりやすくなります。特に信用情報に不安がある場合は、積極的にコミュニケーションを取り、誠実な態度を示すことが大切です。

ファクタリングの審査プロセスと注意点

スムーズに利用を進めるために、審査の仕組みと落とし穴になりやすいポイントを把握しておきましょう。

ファクタリングの審査は一般的に、売掛先企業の信用力と売掛債権の確実性を中心に行われます。書類審査の段階では、契約書や売掛金の証憑、また企業の経営の実態を示す資料を提出し、ファクタリング会社が総合的に判断します。ここで重要なのは、売掛債権が確定しており、支払い遅延や未回収のリスクが低いことを証明することです。

審査に落ちる企業の多くは、売掛先の経営不安や売掛債権が確定していないなど、リスクが高いと見なされるケースが多いです。限られた情報であっても、しっかりと書類を準備し、疑問点がある場合は事前にファクタリング会社へ相談しておくとスムーズに進みやすくなります。

審査に通らない主なケース

ファクタリングの審査基準は各社で異なりますが、共通して見られる落ちやすいケースがあります。特に売掛先企業の資金繰りが悪化している場合や、請求書の内容の信頼性が低い場合などは審査で否決される可能性が高まります。また、売掛金回収までの期間が極端に長い場合もリスクとして見なされやすいです。

売掛先の経営状況が悪い場合

ファクタリング会社にとっては、売掛先が信用できる相手であるかどうかが最も重要な判断基準です。頻繁に支払い遅延を起こしていたり、すでに倒産リスクが高いと判断される企業の債権は買い取りを断られる場合があります。

売却希望の債権が未確定の場合

見込み受注や発注ベースだけでは債権が確定しておらず、ファクタリング会社も確実な回収を期待できません。そのため、請求書や納品書・検収書など、売上が確定している証拠が必要です。

支払いサイトが長い場合

売掛先から入金されるまでの期間が極端に長いと、ファクタリング会社としても資金回収までのリスクが高まります。支払いサイトが90日を超えるなどの場合、手数料が高くなったり、審査落ちとなるケースがあります。

審査通過のための重要ポイント

売掛先企業の安定性や取引実績、債権の確定性などをきちんと示すことで、ファクタリングの審査をクリアしやすくなります。特に大手企業や官公庁を売掛先としている場合は、その支払い確実性が高いと評価されるため、好条件での契約が可能になるケースもあります。

また、自社の経営数値や取引履歴を整備しておくことで、ファクタリング会社に対して信頼度を高めることができます。スムーズにやり取りを進めるためには、希望する資金調達額や利用目的も明確に伝えておくと良いでしょう。

安定した経営の売掛先を選ぶ

支払い元となる売掛先が安定経営であることは、ファクタリング会社にとって安心材料です。企業規模や実績などを総合的に確認して、倒産リスクが低い売掛先を選ぶと審査が通りやすくなります。

独立系ファクタリング会社の活用

銀行系列のファクタリング会社は、融資に近い厳格な審査基準を設けている場合があります。一方、独立系ファクタリング会社は柔軟な審査を行うことが多いため、信用情報に多少の不安があっても前向きに検討してくれる可能性があります。

ファクタリング利用のメリットとリスク

メリット

ファクタリングが注目される大きな理由のひとつは、銀行融資と異なり「信用情報への影響が少ない」ことです。また、比較的短期間で資金調達できるうえに、ノンリコース契約(償還請求権なし)を選べば売掛先が倒産した場合のリスクを大幅に軽減できる点も大きな魅力といえます。

信用情報に影響しない点

前述のとおり、ファクタリングは融資ではなく売掛債権の売却です。そのため、個人や企業の信用情報に貸付記録として登録されることはありません。過去にローンで延滞した場合でも、新たな資金調達の手段として検討しやすいメリットがあります。

迅速な入金対応が可能

一般的な銀行融資よりも審査期間が短く、迅速に資金化できる点は大きな強みです。急ぎで資金が必要なケースでも、売掛先の信用力がしっかりしていればスピード感のある対応が見込めます。

償還請求権なしでリスク軽減

ノンリコース契約のファクタリングを利用する場合、万が一売掛先が倒産してしまっても、利用企業が買取金をファクタリング会社に返済する必要は基本的にありません。そのため、経営リスクを軽減しながら資金調達を行えるのが魅力です。

リスク

ファクタリングは利点が多い一方で、手数料や業者選定に関する注意点など、いくつかのリスクが存在します。契約内容を誤解していると予想外の費用負担が発生したり、悪質業者に騙されたりする可能性もあります。

手数料の発生と透明性の確認

ファクタリングでは、売掛債権を買い取ってもらう対価として手数料を支払う必要があります。業者によっては手数料体系が不透明であったり、実際にかかる費用が高額になったりするケースもあるため、事前によく確認しておくことが大切です。

違法業者に注意する必要性

正規の登録を受けていない闇金や悪質なファクタリング会社を利用すると、高金利に近い形で手数料を取られたり、無理な取り立てが行われたりするリスクがあります。信頼できるファクタリング会社かどうかを見極めるために、公式サイトの情報や利用実績、口コミなどをしっかり確認することが重要です。

お見積りやお悩みなど
お気軽にご相談ください

092-409-3735

営業時間 9:00~18:00
日曜日・祝日休み

お問い合わせ